Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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可逆計算
ナチュラルコンピューティング・シリーズとは、自然界の様々な現象を研究し「情報処理」の全く新しい地平を切り開く未踏領域の知識を集めた本邦初のシリーズである。
可逆計算とは、どの時点の状態をとっても直前の時刻の状態を唯一に決められるという可逆性を利用した計算システムである。ファインマンがその方向性を論じて以来、本格的な研究が始まった。量子コンピュータとも大変親和性が有り、計算システムの全く新しい概念を提供する。 -
ティーチング・ポートフォリオ 導入・活用ガイド
今、高等教育の現場で強く求められているスキル!!
—現場で使える導入・活用ガイド! すぐ使える文書例付—
著者がこれまでに実践してきたティーチングポートフォリオ(TP)のノウハウを具体的に記述。
TPが初めての読者、TPを作成したい読者、TPの導入を考えている大学関係の読者などに必携の書。第一部では、TP導入の基となるFDから概観し、TPとその作成方法を解説する。第二部では、TPを作成するためのワークショップ(TPWS)をどのように開催するか、TPの活用方法、メンタリングの方法、TPWSの企画・運営など具体的な手法を解説する。
また、理系教員を向けに、学術論文とTPの関係についても触れる。
大学・高専教員必読の書!! -
新 川なぜなぜおもしろ読本
一つのキーワードに関する様々な事柄をまとめた「なぜなぜおもしろ読本」シリーズの「川」版である。
「川」を仕事場としている技術者の著者らが、「川」に関する思いをこめて、Q&A方式で平易に解説していく。日常何気なく接している「川」と、人との関わりが「目からウロコが落ちる」感覚で理解できる。
河川に関わる技術者や学生はもちろん、しっかりとした知識を持ちたい雑学好きの読者にも好適の書である。 -
量子論の基礎から学べる量子化学
例題で身につく量子化学!!
本書は、量子化学を学ぶ初学者―特に化学系・生物系―に理解できるよう書かれたものである。特長は、物理を専門外とする読者が読み解けるよう量子論の基礎から説き起こし、 内容理解を助けるため、本文中に例題を多数もうけ、章末には演習問題とその解答を配置している。
また、量子論の理解を深めるため「数式を理解する章」をもうけている。さらに、物理、化学、数学に関する補足を側注に入れ、立体的に理解出来るよう工夫してある。
量子化学の知識を必要とする初学者に必携の書。 -
情報社会と情報倫理
社会で使える情報倫理
本書は、学生が社会に出るときに必要な情報モラルと、現代の会社が策定しているコンプライアンスに関する具体的な事例と手法を、三部構成で理解する。
第一部「情報社会の課題意識」は、社会が求める「情報システムへの期待」、それから派生する「リスクとセキュリティ」と「倫理と法」を、著者が会社員時代に知見した事例などを提示しながら、より身近に感じるよう工夫して記述してある。
第二部「課題への対応」は、会社組織ではどのよう具体的手法で解決していくのかを、システム監査の事例等を上げて解説していく。
第三部「技術者/組織人としての心構え」は、本質は「人」にあることを、学生が理解するよう説き起こしている。
※慶應義塾大学での講義が基となり、大学・高専生を中心読者に想定しているが、新入社員教育にも好適である。 -
進化技術ハンドブック 第Ⅱ巻 応用編
遺伝的アルゴリズム・遺伝的プログラミング・進化戦略・ネットワークプログラミング・多目的最適化・メタヒューリスティクスなど,進化型計算を中心とした「進化技術」はここ数年で飛躍的な発展を遂げている.また,その社会的な認知度が高まるにつれ,実社会での現実問題への適用の良好な実証結果も集積されてきている.
本ハンドブックは,その基礎理論から応用までの全てを明確に体系化する初の書である.
本書は,第II巻として『応用編:情報・通信システム』をまとめている. -
ソフトウェア工学の基礎 XVIII (18)
日本ソフトウェア科学会「ソフトウェア工学の基礎」研究会(FOSE)が主催する第18回ワークショップの論文集である。 -
坂田昌一 コペンハーゲン日記
ノーベル賞受賞者、益川・小林両氏を育て、のちのクォークモデルの基礎となる「坂田模型」を考案した坂田昌一のコペンハーゲン日記。
坂田に自由な思考の場を提供したコペンハーゲンにおける、ボーアなど現代物理学揺籃期の研究者たちとの交流がよくわかる。
また、エッセイや座談会、益川、小林両氏の寄稿、小沼通二氏の解説をとおして、坂田昌一のひととなりに迫る。あらためて「科学」を考える現代に必携の書である。 -
マルチンゲール理論による統計解析
ISMシリーズ:進化する統計数理
現代は,コンピュータの進化とインターネットの普及によって,膨大なデータ量を扱うことが出来るようになった,この中核を担うのが統計数理であり,すべての科学分野で必須となっている.本シリーズは,この多様な統計数理を,専門としない読者に厳密さを損なうことなく平易に理解できるよう企画したもので,長い伝統を誇る統計数理研究所として初の大きな試みである.
続刊テーマ
・フィールドデータによる統計モデリングと赤池情報量基準AIC
・法廷のための統計リテラシー
・遺伝的アルゴリズムとその統計的理解
・ファイナンスのための統計学
等々
本書紹介
マルチンゲール理論は,計量経済や臨床統計において実用化されているさまざまな手法の基礎を与える数学的理論である.
本書は,そのような現場に立たれている方々に,同理論にもとづく統計解析を,厳密さを損なうことなく平易に解説した初の和書である.これから数理統計学の研究者を目指す学部上級~大学院生や,まだ同理論に精通していない研究者の方々が本格的研究を始めるにあたっての基礎作りをするための好個な1冊である. -
情報通信ネットワーク
ファーストステップシリーズ — 新しい情報系教科書 —
新しい情報系教科書シリーズが誕生しました。現在の多くの大学授業レベル・学生の学力レベルに見合った、学びやすく、教えやすくもある内容とするため、大学教育の現場の工夫・アイデアをふんだんに盛り込みました。
・半期の授業で使える。1回の授業で1つの章が確実に学習できる内容・分量。
・各章は、学習目標・内容・まとめ・キーワード・演習問題(巻末に解答)を配置。
・基礎理論と実践とを具体例で解説し、その必要性と効果を強調。
・専門用語は、必ず意味を解説。
・図・表・イラストを配置し、2色刷りでビジュアルな構成。
本書はTCP/IPネットワークの種類やそれぞれの仕組み、通信手順、プロトコルを分かり易く学べる。さらにセキュリティの必要性とネットワークリテラシーについても重点をおいており、ネットワーク社会の今日には欠かせない内容をすべての学生がきわめて平易に分かり易く学べるよう工夫してある。