Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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IT技術者の長寿と健康のために
なによりも生きること!
本書は、死の淵から生還した産業医・IT研究者みずからが、その実体験と克服手法を、具体的かつ論理的に説いていく。
重度のメタボリックの果てに著者みずからにおきた心臓発作を、遠のく意識のなか医学的知識を基に心筋梗塞と判断し、助けを求めたエピソードなどは、まさに圧巻である。
前半では、IT技術者が日頃接している用語で健康について学べるよう、分かりやすく解説していく。
後半では、優秀なIT技術者ゆえの過労死、神経障害をいかにしてなくすか、会社組織としての対応方法を、ITを知り尽くした産業医としての立場から考えていく。
みずからの体調管理が必須な技術者や、労務管理、プロジェクト管理、経営者には、必読必携の書である。 -
多様体への道
大学1年の知識で、多様体の入口まで道案内!
「多様体」は現代の幾何学における最も基本的な概念の一つであり、一般相対性理論にも使われている。本書はその概念の入口までを道案内する。は大学1年次までに学ぶ数学を足かがりとして、多様体へと向かっていく。多様体・微分幾何学に興味のある読者には大変有用であり、必携の書である。 -
新装版 微分積分学入門 第一課
一松先生の名著『微分積分学入門第一課』の新装版である。同書は刊行以来、数多くの大学、高専などでご採用され、また、演習問題の証明などの解答も丁寧に書かれているので、独学でも学ぶことができる。
高校数学から始め、基礎理論と計算技法を整理して書いてあるので、理論が理解出来ていないのか、技法でつまずいているのかが分かるよう工夫してある。微分積分を学ぶ初学者には最適の書である。 -
人工知能とは
人工知能の定義はまだない!
今話題の深層学習(ディープラーニング)で注目されている機械学習など、人工知能分野で最先端の研究を行う研究者13人が、人工知能学会誌に連載したものを大幅に加筆修正した。研究者として自ら「人工知能とは何か」の再定義を行い、それをふまえて、各研究について一般読者に伝わるようにシッカリと解説を行っている。人工知能に興味のある読者はもちろん、知能、認知、脳科学、人間、哲学などに関心のある読者は必読必携である。
13人の紙面上でのキャッチボールが示唆に富んでおり、読んでいてとにかく面白い!! -
観察データの多変量解析
観察データはバイアスや交絡因子の影響から逃れることができない.これらの影響を最小にする工夫として,従来の疫学的方法論に加え,新しく発展したプロペンシティ・スコア法やカテゴリカルデータ解析法を解説する.医学研究の大きな柱である観察研究―疫学的手法―に携わる読者にとって,必須必携の書である. -
数理物理と数理情報の基礎
数理 物理・情報を手短に体得できる!
現代科学では、数理的に厳密に記述することを強く求められている。しかし、現代物理学や情報の理論は明らかに抽象的で、その数学的厳密性を理解することは一朝一夕では叶わない。だが、そのスキルは同分野を学ぶものにとっては必須である。
本書ではその物理と情報の理論の最先端を学ぶために今や欠かすことのできない数理を、いかに手短に身につけるかにスポットを当て、基礎的な事柄から理解出来るよう工夫している。物理学、情報の数理科学を学ぶものにとっては格好の入門書! -
アクティブ・ラーニングで身につける コミュニケーション力
実践で学ぶ コミュニケーション力!
コミュニケーション力は、現代社会において必須のスキルである。しかしながら、なかなかそのスキルを体系的に身につけることは難しい。
本書は、日本IBMの人材研修部門に長く籍を置き、その後大学教育に身を置いた著者たちのノウハウをまとめた。
話しかけるように分かりやすくコミュニケーションの考え方や、手法を解説する。また、本文上の理解にとどまらず、巻末に切取り可能な多数のワークシートを用意し、まさにアクティブに学習できるよう工夫。学生はもとより、企業の新人研修にも活用できる内容となっている。コミュニケーション能力を高めたい学生、社会人やその研修にたずさわる読者必携の書。 -
数学の道具箱 Mathematica 基本編
数式処理定番ソフトMathematica 最新版Ver10対応の入門書!
Mathematicaは、数式処理ソフトの定番として、数多くのメーカー、研究所、大学で活用されており、個人向けにも安価に提供されている大変強力なソフトである。
本書は、高校から大学初年級の数学で学んだことが、Mathematicaではどのように扱われるのかを、具体的に数式とコマンドを対比しながら解説してゆく。後半では実務に使われる数式や、3D手法などをどのように処理すべきか丁寧に解き明かす。
Ver10に対応した新しいコマンドの利用方法なども説明。初心者はもちろん、Ver10を新たに導入したユーザーにも必携の書である。 -
システムのレジリエンス
「想定外」の障害から柔軟に回復するシステムを考える
レジリエンスとは、大きなアクシデントを受け、一時的に機能を失ったとしても柔軟に回復できる能力を指す概念である。この能力を持つシステムは、生物、生態系、国家や企業などの社会システム、人間の心理など、多様な分野で様々なかたちで存在する。
本書は、この多様な分野のレジリエンスを調べて共通な知識を体系化し、持続可能社会の構築に向けての提案を分かりやすい語り口で説いている。上述の分野のシステムに係わる読者はもちろん、自然界の復元力、柔軟な耐障害性構築などに興味のある読者には大変示唆に富んだ内容で、必読必携である。 -
人間中心設計入門
「人間中心設計(HCD)」初めての入門書!
人間中心設計とは、ユーザビリティ、ユーザエクスペリエンス(UX)、デザイン思考の共通の基盤となる考え方。インダストリアル、インタラクション、エクスペリエンス等の各デザイン分野が注目するデザイン思考である。
本書は節が見開きで構成されており、図表をたくさん配置して直感的に理解できる。また、具体的事例を数多く取り上げそこからも学べるよう工夫。大変分かりやすく、はじめてこの分野に接する読者必携!