Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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はじめての最適化
直感的に理解でき、正確に学べる!
本書は,第1章で必要となる数学を丁寧に復習し準備を整えた上で,最適化の話題に入っていく.具体的に理解できるよう,図形的説明を多用しながら,その全貌を分かりやすく詳説する.実際の問題と解法の直感的理解を促し,さらには具体的な問題を解けるようになることを目標とする.
本文を簡潔に述べるように努めて,追加説明や他に言及したいことなどを側注とする.また,各章末には練習問題を配し,巻末に全ての問題の解答を付ける.
はじめて最適化問題を学ぶ初学者には,数学的復習から入っていくので,大変理解しやすく学べる好書である. -
Excelで学ぶ オペレーションズリサーチ
実際に計算しながら体験的に学ぶ!
オペレーションズリサーチを始めて学ぶ人のために,その考え方を,実際の計算例を交えながら,平易な言葉で解説した入門書。身近な具体例を取り上げ,それを数値的に分析することを通して理論の背景を理解できる。
Excelを計算ツールとして採用し,Excelの計算例とともに本文を読み進めることによってオペレーションズリサーチの理解をよりいっそう深めていけるよう工夫してある。
具体例で理解することが出来るので初学者には最適の書である。 -
チューリング
コンピュータ理論の古典に学ぶ!
本シリーズは、「コンピュータ理論の起源」を当時の原典に探る試みとして、現在もコンピュータ理論の古典と呼ばれる、チューリングとフォン・ノイマンの論文を紹介する。
第1巻である本書には、チューリングのコンピュータに関わる重要な論文4編の完訳と、それぞれの論文に対し、内容を的確に理解するための時代背景を含めた詳細な解説が収められている。
コンピュータ理論に興味のある読者はもちろん、コンピュータに携わる読者には必携の書である。 -
世界標準MIT教科書 アルゴリズムイントロダクション 第3版 総合版
原著は,計算機科学の基礎分野で世界的に著名な4人の専門家がMITでの教育用に著した計算機アルゴリズム論の包括的テキストであり,その第3版.前版までで既にアルゴリズムとデータ構造に関する世界標準教科書としての地位を確立しているが,より良い教科書を目指して再び全面的な記述の見直しがなされ,それを基に新たな章や節の追加なども含めて,大幅な改訂がなされている.
単にアルゴリズムをわかりやすく解説するだけでなく,最終的なアルゴリズム設計に至るまでに,どのような概念が必要で,それがどのように解析に裏打ちされているのかを科学的に詳述している.
さらに各節末には練習問題(全957題)が,また章末にも多様なレベルの問題が多数配置されており(全158題),学部や大学院の講義用教科書として,また技術系専門家のハンドブックあるいはアルゴリズム大事典としても活用できる.
本書は,原著の第1~35章,および付録A~Dまでの完訳総合版である.また巻末の索引も圧巻で,和(英)‐英(和)という構成により,「数理用語辞典」としてもまことに有用である. -
数学用語 英和辞典
数学を使うすべての方の必携辞書!!
数学、数理科学、数学史、数学教育、応用数学、統計学、保険数学、経済数学など、多岐にわたる数学分野の英語用語を約6,000語収録した辞典。各見出し語に対して用例を多数挙げることに注力した。
言葉を探すだけでなく、発想を広げるためのツールとして、また、読み方ガイドとしても有用な約1,100の人名を収録した。役立つ一冊である。 -
ソフトウェア工学の基礎 XX (20)
日本ソフトウェア科学会における「ソフトウェア工学の基礎」研究会(FOSE)が毎年主催するワークショップのための論文集第20巻。FOSEはソフトウェアを知的資産として活用していくための基盤確立を目指す研究会で、関連分野の研究者・技術者に議論の場を提供している。 -
ユニーク&エキサイティングサイエンスⅡ
科学技術はコミュニケーションの中で生まれる!
電気通信大学の研究者が自らの研究を、熱意をこめて分かりやすく紹介するシリーズ第2弾! 研究の面白さはもちろん、初学者(高校生)にも理解できるよう、研究内容を具体的に解説している。今回は、「自らに課したミッション」をキーワードに、各研究者のゴールを示すとともに将来何が出来るかを明らかにする。
第1弾同様、「コミュニケーション」というキーワードを、「人」、「社会」、「自然」、「人工物」との関わりに求め、「総合コミュニケーション科学」という切り口で、研究とその面白さについて解説してある。
高校生、ご父兄、教員を中心に、最新の科学技術に興味のある諸氏に必読の書である。 -
増補版 図解 実務者のための コンクリート診断用語事典
コンクリート建造物をいかに保たせるか
戦後から高度経済成長期に構築された,道路,ダム,港湾,鉄道,建築物などのコンクリート構造物の中には,老朽化が進んでいるものが多数ある。このためコンクリート関連の資格類でも,従来の設計・製造・施工に関わるものと並び,既存構造物の劣化程度の診断や維持管理の提案など「メンテナンスでいかにもたせるか」という点に関わる資格が重視されるようになってきた。
本書は,現場実務者を対象とした「コンクリートのメンテナンス」に特化した用語事典である。左頁に用語,右頁に用語該当の図表などを掲載し,見開きで構成した。
また、コンクリート主任技士,コンクリート技士,コンクリート診断士などの試験にも役立つよう,記述方法や考え方などについて用語の重要なポイントを習得できるような内容ともなっている。
受験者必携の書! -
はじめてのアルゴリズム
アルゴリズムを楽しく学ぶ
本書は、アルゴリズムをただ単に学ぶというのではなく、「なぜアルゴリズムを学ぶ必要があるのか」を説き起こす。前提知識を必要とせず独習でもアルゴリズムを学べるよう工夫してある。ていねいな語り口は、一層の理解を助けるだろう。
第1章では、準備として、チューリングマシンモデルから説明し、学ぶために必要な道具の解説を行う。2章以降では、サーチ、ソートといった定番の問題を丁寧に解説し、随所に演習問題を配置し、その解答は、式変形を端折ることなく記述し完全な解答を掲載している。また、コラムを随所に配してアルゴリズムの楽しさを体感出来るようになっている。初学者はもちろん、アルゴリズムをしっかり学び直そうとしている読者にも最良の書である。 -
無限をつかむ
いわゆる数学史の本ではない!!
本書の主題は、数学者たちが「無限」という暴れ馬を、どのようにして馴致してきたか、というものである。
この主題に沿って、数学の歴史を虚数とかトポロジーとか対称性とか、数学的アイデアごとに切り口を決めて、考え方の発展の歴史を章ごとにたどるという趣向の本である。数学の歴史を読む視点・切り口を示してみせる、というのが狙いと言っていいだろう。著者のように、博覧強記で、かつ遊び心のある人にしか書けない読み物である。