近代科学社 お薦め教科書・専門書 2023 情報基礎系
新刊
増補版 はじめての半導体デバイス
本書は教科書として好評の「はじめての半導体デバイス」の増補版です。
半導体デバイスは、大学、高専の電気・電子系学科では必須の授業ですが、厳密な講義を行うには量子力学から解き明かさなければならなくなり、大変ハードルが高くなります。
本書ではあえてそこには触れず、半導体デバイスの基礎を直観的かつ本質的に理解することを目指し、式よりも図を多く用いて理解出来るよう工夫されています。
増補版ではMOSトランジスタについて加筆し、電流電圧特性についても本質的に解説。
付録ではMOSトランジスタの背景を説明するなど、教科書としてより充実した内容となっています。
半導体デバイスは、大学、高専の電気・電子系学科では必須の授業ですが、厳密な講義を行うには量子力学から解き明かさなければならなくなり、大変ハードルが高くなります。
本書ではあえてそこには触れず、半導体デバイスの基礎を直観的かつ本質的に理解することを目指し、式よりも図を多く用いて理解出来るよう工夫されています。
増補版ではMOSトランジスタについて加筆し、電流電圧特性についても本質的に解説。
付録ではMOSトランジスタの背景を説明するなど、教科書としてより充実した内容となっています。
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はじめての情報理論
本書は,高専および学部生を主な読者に想定し,授業や自学自習で活用できるテキストとして,情報理論の基礎やエッセンスを分かり易くまとめた.また,高度な数学的知識は必要せず,最も基本となる確率論に関する知識については,最初の章で必要にして十分なものに限ってまとめてあるため,初習者にも抵抗なく読み進められる.
本書の特徴は,各章に「STEP」を創りステップ バイ ステップで学べるよう工夫してある.具体的には次の通りである。
STEP 1.クイズ/STEP 2.学びのポイント/STEP 3.学びの実践:本文/STEP 4.章のまとめ/STEP 5.実力チェック:演習問題(A 基本問題・B チャレンジ問題・C 実践問題./A とB については,巻末に極力完全解を示している.) -
はじめての論理回路
論理回路は基本の「き」!
電子・情報系では必須といわれる論理回路を分かり易く解説。1章には高校からの橋渡し的な内容をいれ、つまずかないように工夫。また、「論理」がどのように論理回路につながるかも解説する。後半では、現場で使われているHDLも解説し初歩的な論理回路が組めるようにする。章末に演習問題を多数用意し、A基本問題、B応用問題、C発展問題に分け、ABには詳しい解答をつける。
また、側注をもうけて、確認する内容やアドバンスな事柄を解説する。
論理回路をはじめて学ぶ読者には、まさに最良の入門書である。
※教科書に採用いただいた先生には、授業を行う上で基となる著者作成のPowerPointの資料がございます。詳しくは「教科書献本申込」リンク先のフォームより、「教科書に関するご質問・相談」にてお問い合わせください。
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コンピュータアーキテクチャの基礎
初版を刊行以来10年、大学・高専などのテキストとして大変好評を博した旧版を、その後の技術革新に合わせて全面改訂したものである。具体的な改訂方針の骨子は、ノイマン型コンピュータの代表例をメインフレームコンピュータから読者の身近にあるパソコンやワークステーションとした。いろいろな実例を現況に合わせて直した。特に技術革新の著しい第7章、第8章、第9章はほぼ新規に書き下ろした。アーキテクチャおよびそれを実現するソフトウェアとハードウェアの各要素技術について、今後を展望しつつ加除修正した。本書を読破することで、コンピュータアーキテクチャの基礎的知識が習得できるように基本事項を網羅した。 -
コンピュータサイエンスで学ぶ論理回路とその設計
本書は、大学学部、高等専門学校、専修学枚のコンピュータサイエンス系学科における「論理回路」と「論理設計」の教科書として書き下ろした。
その内容は、(社)情報処理学会が策定した「大学の理工系学部情報系学科のためのコンピュータサイエンス教育カリキュラムJ97」のU-1論理回路;U-6論理設計;の2科目に準拠している。本書では、コンピュータサイエンスを支える論理代数とそのハードウェアによる実現である論理回路との関係について、電気に関する専門知識がなくても理解できるように、解き明かしている。また、古典的な知識や理論だけではなく、最新の理論や実用的な手法についても平易に解説している。各所で、コンピュータハードウェアの基本原理である「論理回路」を実例として紹介し、理論と実際との関連に興味をつなげるようにしている。
J97では、この分野の講義を、1.論理回路:数学的な概念(ソフトウェア)による組み合わせ回路や順序回路といった論理回路(ハードウェア)の実現; 2.論理設計:論理回路の効率の良い設計手法の理論と実際;の2科目に分けて学習することを提案している。