Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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情報処理技術遺産とパイオニアたち
コンピュータ発展史に語り継がれる人物と技術的遺産を集約
本書は、情報処理学会60周年記念事業の一環として企画された。第一部『情報処理技術遺産』と第二部『オーラルヒストリー』の二部構成となっている。
第一部では、コンピュータ技術の発展の歴史を示す具体的事物・資料であることを認定する『情報処理技術遺産』において、2008年~2019年間に認定された各遺産の情報108件、分散コンピュータ博物館10件を収載している。
第二部では、日本の情報処理技術に多大な影響を与えたパイオニアたち23名を紹介する連載記事「古機巡礼/二進伝心:オーラルヒストリー」を再編している。
本書は、我が国のコンピュータ関連の歴史を紐解く上でも重要なレガシーとして位置づけられる。情報処理分野に携わる方々にとって手元に置いておくべき、高価値な一冊。 -
DXの基礎知識
本書の主題は、DXを理解して、ビジネス変革を先導できるデジタル企業をどのように実現するかということです。経済産業省の委員会がまとめた「DX(Digital Transformation)レポート」と「DX推進指標」はあくまで一般論にとどまっているため、それらのガイドラインと現場を繋ぎ、DXを具体化するための方法論が必要とされています。
本書では、まずDXの背景と基本的な用語、ガイドラインの要点を解説し、続いてDXの課題や国内外の具体的な事例を多数紹介します。さらに、実際にDXを進める際に有効ないくつかの手法と、それらの現場での活用方法を解説します。
※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。 -
プロジェクション・サイエンス
最新の認知科学 プロジェクション・サイエンス!
認知科学は第一世代:記号操作(1970~1990)、第二世代:身体性(1990~2010)の研究を辿り、それらの盲点をカバーしたプロジェクション・サイエンス研究が第三世代として展開され始めている。本書は学術誌『認知科学』のプロジェクション・サイエンス特集に大幅加筆し、再編集したものである。
人は世界から情報を受容し、それを世界へ投射=プロジェクションすることで独自の意味世界を構築している。この作用によって愛着、信仰、幻覚、フェティシズムなど人固有の心理現象が生まれる。心理学だけでなくAIやVRなどの情報科学、社会学や経営学分野の方々にも強く関連する研究といえる。本書では様々な場面における心と世界の関わりを詳細に解説している。
※本書は学術誌『認知科学』(Vol. 26 No. 1 2019年3月)特集『特集−プロジェクション科学』の内容に大幅加筆し、書き下ろし原稿を加えて再編集されたものである。 -
有限要素法による電磁界シミュレーション
本書は,有限要素法で電磁界シミュレーションを行う際に必要とされる,検証方法や手順などの知識をまとめた書籍です。
まず,電磁界の物理的性質およびマイクロ波やアンテナ工学の基礎知識を説明し,次に最低限の数式を用いて,有限要素法による電磁界シミュレーションの原理を説明します。続いて,電磁界シミュレータCOMSOLを用いた実際のシミュレーションの流れ,豊富な例題・解析例,またEMC対策電磁界シミュレーションを応用する手法などの解説を行います。
図を多数掲載し,丁寧な記述を心がけました。
※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。 -
IT超初心者のためのedumap活用スピードガイド
無償で!簡単に!安心して学校ウエブサイト運営!
edumap(エデュマップ)とは、学校向けに特化した無償で利用できるホームベージ運営サービスである。
コロナ禍のなか、急遽情報発信等のサイト構築をする学校に最適である。
特長
1.学校のサイトが簡単にできる
2.無償で利用可能
3.簡単に始められる
4.クラウド上で使用(サーバー管理をしなくてよい)
5.安心して使用できる:(一社)教育のための科学研究所、NTTデータ、さくらインターネットが運営
6.教育委員会単位で申し込むと、地域の情報共有がスムーズにできる
本書は、同サービスの申込みから活用方法まで、ホームページ運営初心者でもすぐに分かるよう、図解入りで解説。学校関係者に朗報の書である。 -
ナノ計測
視ることを科学する!
近年のナノテクノロジーは、異なる材料(たとえば半導体材料と生体材料)を融合させて、新しい機能や物性を発見・定式化しようという方向にも進んでいる。そこで重要となるのが、観測対象に応じて新しい構造や機能をナノスケールで正しく計測・評価できる技術や手法である。本書は、数ある計測技術/手法について、電子線を用いる方法、光を用いる方法、原子レベルでの観察を可能とする走査型プローブ顕微鏡法に分けて解説する。単なる計測法の紹介ではなく、その原理や最先端の研究例についても図版を使って説明する。 -
実践 マテリアルズインフォマティクス
材料設計に新たな地平を!
化学分野の材料開発はこれまで経験と勘に裏打ちされた実験的手法が中心的な役割を果たしてきたが、新物質の発見から実用化までに長い時間とコストを要している。そこで近年では蓄積された多くのデータ・情報を駆使して所望の構造・材料候補を導き出すデータ駆動型科学――マテリアルズインフォマティクスの活用が始まっている。本書ではマテリアルズインフォマティクスを実践するための機械学習法、実験計画法、記述子計算を詳述。プログラムに必要なPythonとGoogle CoLabについても導入から解説している。これからデータ解析に取り組もうと考えている化学分野の方々にとって指南書となる一冊。
なお、本文中のプログラムソースは、著者のWebサイト等でダウロードできる。 -
不便益の実装
本書は、公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会における「不便益&VE研究会」の研究成果をまとめたものです。
従来のモノづくりにおいては、便利さを追及することが一番の目標とされてきましたが、現在では、もはやそれだけでユーザーのニーズを満たすことは難しくなっています。そこで研究会では「不便だからこそ得られる効用」である不便益に着目し、これを製品やサービスに新たに取り入れることによって、時代に合った新しい商品開発に寄与することを目指しています。
「VEと不便益」という一見相反する考え方をどのように融合させてゆくかについて、具体例を多数挙げながら解説します。
※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。 -
相関係数
統計学の重要な概念 相関係数を集中的に学ぶ!
相関係数とは2つの確率変数の間の相関(類似性の度合い)を示す統計学的指標をいう。本書ではPearsonの相関係数およびそれから派生もしくは発展した概念の理解や、手法の適用範囲を理解する助けとなるように、式の導出過程や手法が持つ諸性質を丁寧に解説している。確かな理論的裏付けのもと、相関係数を使用して得た解析結果について自信をもって述べることができるようになることが、本書を読み進める上での目標となる。 -
最適化問題入門
典型的解法の組合せとPythonパッケージで最適化問題を解く
様々な問題をPythonで解くことを目指す「Pythonによる問題解決シリーズ」第2弾。
最適化問題に焦点を当てる本書では、解き方が分かっている典型的な最適化問題(ナップサック問題や巡回セールスマン問題など)を組み合わせ、Pythonパッケージを用いるプログラミングに落とし込んで解へと導く。
パッケージとしてPyomoやPICOSなどを使い、また、Pythonで最適化問題を解くためのモデリング言語としてPuLPを使う。
本書では、それらツールの使い方はもちろん、解法プログラムについても丁寧に解説する。