Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
検索もご利用いただけます
-
初学者のためのディジタル信号処理
信号処理は,電気回路などの知識をベースとして,音声・画像処理のために大切な知識として位置づけられています。
本書では,従来の信号処理のテキストにおける内容をできるだけ平易化し,必要と思われる数学的なアプローチも随所に記載をして,理解しやすさに重きをおいています。数学III程度の内容がある程度理解できるようであれば充分に読み進められるように配慮し,その補完として第2章において数学的な扱いをあえて示しています。
読者には,本書で学習し,既存の良書によりさらに高度な知識や教養を身につけて,社会に羽ばたいてほしいと願っています。 -
はじめての精密工学 第1巻
『精密工学会誌』の連載「はじめての精密工学」を書籍化。精密工学会や精密工学分野に参画する研究者・技術者たちが,日本のものづくりの発展と若手研究者・技術者への貢献を目的に執筆しています。第1巻には,2011~2015年の記事を収録しています。
(第2巻には,2016年から2021年4月号の記事を収録しています)
※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。 -
はじめての精密工学 第2巻
『精密工学会誌』の連載「はじめての精密工学」を書籍化。精密工学会や精密工学分野に参画する研究者・技術者たちが,日本のものづくりの発展と若手研究者・技術者への貢献を目的に執筆しています。第2巻には,2016年から2021年4月号の記事を収録しています。
(第1巻には,2011~2015年の記事を収録しています)
※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。 -
大学における一般情報教育
情報処理学会の一般情報教育委員会メンバーが、大学の一般情報教育について広く認知されることを目的として進めた調査研究活動を書籍化。本書では各大学で実施された情報プレースメントテストシステムの分析結果を解説し、メンバーそれぞれが一般情報教育の在り方について提言しています。
※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。 -
人間中心設計イントロダクション
人間中心設計:HCDがモノづくりの最適解を導き出す!
本書は人間中心設計(human-centered design, HCD)を学ぶ主に工学部系の学生に向けた教科書・解説書。
HCDは、製品の良し悪しを左右する「ユーザとモノとのインタラクション」を効率的に最適化するための手段であり、特にコンピュータ製品の開発に不可欠な概念となりつつある。
本書前半ではHCDの概要を押さえるとともに、最終的な製品、それを使うユーザ、使いやすさの基準等を解説。後半では調査や評価など、製品開発の場面で具体的にHCDを実践していくための方法を詳述している。
モノづくりに関わる実務者にも役立つ一冊。 -
Pythonでプログラミングして理解する 機械学習アルゴリズム
「機械学習」をPythonでプログラミングし、アルゴリズムの動きを理解しよう!
機械学習のプログラムは様々なライブラリ・モジュールを使うことで簡単に試すことができる。その反面、単にモジュールを使用するだけでは機械学習の中のアルゴリズムがブラックボックス化してしまい、計算結果の意味を正しく捉えることも難しくなってくる。
本書ではまず「機械学習」のアルゴリズムを解説し、機械学習の動きをPythonで実際にプログラミングすることで、アルゴリズムの流れが理解できるよう構成している。まずは黎明期からの機械学習アルゴリズムを理解し、それを実装することが目標となる。
さらにPython用の機械学習モジュールの使用法も解説し、これらを使用したプログラムの作成も行う。機械学習を使いこなすためのイントロダクションとなる1冊。 -
JavaScriptによるアルゴリズム入門
本書はアルゴリズムの基礎的な内容をJavaScriptを用いて解説したものです。従来の教科書で扱われていた内容を大幅に削減し,初等的なアルゴリズムに限定して実例を入れて詳しく解説しました。また,それらのアルゴリズムを用いて解ける問題のプログラム例をできる限り含めています。それは,著者がこのような基礎的なアルゴリズムの理解とプログラミングは不可分であると考えているからです。
※近代科学社Digitalのプリントオンデマンド(POD)書籍は、各書店の店舗でもご注文いただけます。受注生産となりますので、お届けまでに10日~14日ほどかかります。
本書を通じて多くの人たちがアルゴリズムの本質を理解して,そのスキルを色々な場面で,よりスマートで洗練されたシステムづくりのために発揮してもらえれば,本書の目的は十分に達成されたとものと考えます。 -
一般教養としての人工知能入門
人工知能(AI)の第3次ブームが来ていると言われて久しいが、ディープラーニングを中心とした機械学習による本格的な社会実装が始まっているのが大きな特徴でもある。
2021年度より文・理の区別なく大学初学年からAIに関する教育が実施されることが文科省で決まり、AI技術は本格的な過渡期に突入しようとしている。
そこで本書では、文系学生を含めた様々な分野の読者に必須の教科書とするべく、AIの基礎から応用までを体系的に、ほぼ数式なしで解説した。
AIと社会とのつながりやAIの限界などについても、これまでの研究の歴史を踏まえて紹介している。 -
連分数
これまで、多くの有名な数学者がそれぞれの立場から連分数を研究し、重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。
特に2次無理数とよばれる数の整数論を深く理解するには、連分数の研究がかかせない。
本書の目的は、連分数の基礎的な理論を大学一年生程度の知識、とくに行列の理論を仮定して解説することである。
また、各節には計算を中心とした問を掲載し、巻末に略解も用意している。
初等整数論への入門として、更に群論などの抽象代数学の活用が具体的な問題に対していかに有効であるかを、本書を通して学ぶことができる。 -
計算論的思考ってなに?
21世紀のリテラシー、Computational Thinking初の解説書
本書は,2017年に公立はこだて未来大学で開催された「計算論的思考コロキウム」をもとに執筆されました。
世界では、計算論的思考(computational thinking)の教育の重点化が進んでいますが、日本では「プログラミング的思考」と誤訳され、矮小化されて取り入れられてしまっています。計算論的思考はプログラミング的思考を超えて、抽象化、仮想化、メタ認知など、より広い思考法に及びます。あたかもコンピュータサイエンティストのように考える思考法は、コンピュータの登場とともに進化し、世の中に広く浸透してきました。いまや、あらゆる分野領域のリテラシーとして重要であり、日常生活をも賢く過ごす術となります。巻末には原点となったジャネット・ウィンのエッセイ(邦訳)も再掲。21世紀のリテラシーと言える計算論的思考について改めて議論を深め、その重要性を問い直します。