数学
世界標準MIT教科書 ストラング:計算理工学
一生涯役立つ
この本は工学と理学の学部学生を対象として,応用数学や計算数学の立場から,研究から開発まで一生涯携わっていく仕事の基礎となる事項について非常に興味深くかつ体系的に導入を行っている教科書あるいは参考書である.
理工学を学ぶには,物理あるいは数学を中心として,すべてを見渡す方法があるが,本書は計算の数理を中心として理工学全般を学ぶのに適している.
著者のストラング教授は優れた研究業績に加えて,MIT において非常によく準備されて学生に分かり易く非常に充実した講義をすることで有名である.
本書も,読み始めると息もつかせぬ程面白いと感じさせる迫力があり,その力で理工学全般の考え方を道案内している.
電子書籍¥9,900 小売希望価格(税込)
紙の書籍¥9,900定価(税込)
基本情報
発売日 | 2017年1月30日 |
---|---|
本体価格 | 9,000円 |
ページ数 | 752 ページ ※印刷物 |
サイズ | B5 |
ISBN | 9784764904231 |
ジャンル | 数学 |
タグ | 応用数学 |
電子書籍形式 | 固定型 |
主要目次
第 1 章 応用線形代数
1.1 4 つの特別な行列
1.2 差分,微分と境界条件
1.3 消去法による K = LDLT の計算
1.4 逆行列とデルタ関数
1.5 固有値と固有ベクトル
1.6 正定値行列
1.7 数値線形代数: LU, QR, SVD
1.8 特異値分解による最良基底
第 2 章 応用数学の枠組み
2.1 平衡と剛性行列
2.2 ニュートンの法則による振動
2.3 矩形行列に対する最小二乗法
2.4 グラフ・モデルとキルヒホッフの法則
2.5 ネットワークと伝達関数
2.6 非線形問題
2.7 平衡状態の構造
2.8 共分散と再帰的最小二乗法
2.9 グラフの切断と遺伝子のクラスタリング
第 3 章 境界値問題
3.1 微分方程式と有限要素
3.2 3 次スプラインと 4 階微分方程式
3.3 勾配と発散
3.4 ラプラス方程式
3.5 有限差分法と高速ポアソンソルバー
3.6 有限要素法
3.7 弾性体と固体力学
第 4 章 フーリエ級数とフーリエ変換
4.1 周期関数のフーリエ級数
4.2 チェビシェフ,ルジャンドル,そしてベッセル
4.3 離散フーリエ変換と高速フーリエ変換
4.4 たたみ込みと信号処理
4.5 フーリエ変換
4.6 逆たたみ込みと積分方程式
4.7 ウェーブレットと信号処理
第 5 章 解析関数
5.1 テイラー級数と複素積分
5.2 よく知られた関数と大定理
5.3 ラプラス変換と z 変換
5.4 指数関数的精度のスペクトル法
第 6 章 初期値問題
6.1 はじめに
6.2 差分法
6.3 ut = c ux に対する精度と安定性
6.4 波動方程式とねじれ蛙跳び
6.5 拡散,移流,金融
6.6 非線形な流れと保存則
6.7 流体とナヴィエ–ストークス方程式
6.8 レベルセット法,高速マーチング法
第 7 章 大規模連立 1 次方程式の解法
7.1 並べ換えを伴う消去法
7.2 反復法
7.3 マルチグリッド法
7.4 クリロフ部分空間と共役勾配法
第 8 章 最適化と最小原理
8.1 2 つの基本的な例
8.2 正則化最小二乗問題
8.3 変分法
8.4 射影の誤差および固有値
8.5 ストークス問題における鞍点行列
8.6 線形計画問題と双対性
8.7 最適設計における随伴法
線形代数ひとまとめ
計算科学と計算工学
参考文献
和英索引・英和索引
訳者紹介
1.1 4 つの特別な行列
1.2 差分,微分と境界条件
1.3 消去法による K = LDLT の計算
1.4 逆行列とデルタ関数
1.5 固有値と固有ベクトル
1.6 正定値行列
1.7 数値線形代数: LU, QR, SVD
1.8 特異値分解による最良基底
第 2 章 応用数学の枠組み
2.1 平衡と剛性行列
2.2 ニュートンの法則による振動
2.3 矩形行列に対する最小二乗法
2.4 グラフ・モデルとキルヒホッフの法則
2.5 ネットワークと伝達関数
2.6 非線形問題
2.7 平衡状態の構造
2.8 共分散と再帰的最小二乗法
2.9 グラフの切断と遺伝子のクラスタリング
第 3 章 境界値問題
3.1 微分方程式と有限要素
3.2 3 次スプラインと 4 階微分方程式
3.3 勾配と発散
3.4 ラプラス方程式
3.5 有限差分法と高速ポアソンソルバー
3.6 有限要素法
3.7 弾性体と固体力学
第 4 章 フーリエ級数とフーリエ変換
4.1 周期関数のフーリエ級数
4.2 チェビシェフ,ルジャンドル,そしてベッセル
4.3 離散フーリエ変換と高速フーリエ変換
4.4 たたみ込みと信号処理
4.5 フーリエ変換
4.6 逆たたみ込みと積分方程式
4.7 ウェーブレットと信号処理
第 5 章 解析関数
5.1 テイラー級数と複素積分
5.2 よく知られた関数と大定理
5.3 ラプラス変換と z 変換
5.4 指数関数的精度のスペクトル法
第 6 章 初期値問題
6.1 はじめに
6.2 差分法
6.3 ut = c ux に対する精度と安定性
6.4 波動方程式とねじれ蛙跳び
6.5 拡散,移流,金融
6.6 非線形な流れと保存則
6.7 流体とナヴィエ–ストークス方程式
6.8 レベルセット法,高速マーチング法
第 7 章 大規模連立 1 次方程式の解法
7.1 並べ換えを伴う消去法
7.2 反復法
7.3 マルチグリッド法
7.4 クリロフ部分空間と共役勾配法
第 8 章 最適化と最小原理
8.1 2 つの基本的な例
8.2 正則化最小二乗問題
8.3 変分法
8.4 射影の誤差および固有値
8.5 ストークス問題における鞍点行列
8.6 線形計画問題と双対性
8.7 最適設計における随伴法
線形代数ひとまとめ
計算科学と計算工学
参考文献
和英索引・英和索引
訳者紹介