Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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数学テクノロジー入門
画像処理の研究者・技術者 必読の書!
情報帯域が最も広い画像というものに着目し,その関連技術の確立に数学・統計学が果たしてきた役割と技術を紹介する.
Part1では,応用事例を理解するために最低限必要な数学(直交関数展開,フーリエ解析,線形代数)や統計学について準備する.
Part2では,画像関連技術のうち,画像データの記憶装置のデータマネージメント技術,信号再生技術に加え,電子透かし技術,画像復元などの画像表現・処理,そして医療分野における画像形成技術を,数学を応用する視点で解説. -
議席配分の数理
「1票の格差」の是正は簡単ではない!
議席配分の最適化を目指して!!
1票の格差を是正するためには、一般に比例方式がよいとされる。しかし比例方式でも、議席配分の算出には多くの手法があり、なかなか一筋縄ではいかない。
本書は、著者が長年取り組んできたこの問題をアメリカの議席配分を例に取りながら、数理に基づいて解決する方法を解説する。日本で使われるアダムズ方式の有用性についても問う。
「1票の格差」の数理的側面に関心のある読者には必読の書である。 -
角度データのモデリング
方向統計学を体系的に学べる!
本書は,ISMシリーズ:進化する統計数理の第7巻であり,方向統計学全般について解説する本である.
方向統計学とは,風向のような角度観測値を含むデータの科学を指す.
本書では,角度データの取扱いの説明から始めて,円周の拡張である球面,トーラス,シリンダー,ディスクといった各種座標上でもデータが扱えるように実例を示しながら解説する.いわば方向や角度に着目した統計学の専門書である.
気象学・環境科学・生態学・生物学・地質学などの研究者,技術者には,必携必読の書である. -
確率的シミュレーションの基礎
シリーズ第1弾は、金融計算!
「マス・フォア・インダストリ:産業数学」とは純粋数学・応用数学を流動性・汎用性をもつ形に融合再編しつつ産業界からの要請に応えようとする,未来技術創出基盤となる新たな研究領域である.
本シリーズは,この新領域を代表する分野を精選して,各分野の最前線で活躍している九大IMIの研究者を中心に基礎から応用までをわかりやすく説き起こしてもらい,使える形で技術開発現場に届けるのが狙いである.
本書は,IBC(情報に基づく複雑性)と呼ばれる分野の概要と最近の成果を紹介する.その例として金融計算を取り上げている.この分野の理解を助けるために,第Ⅰ部でランダマイゼーション,第Ⅱ部でデランダマイゼーションを解説する.高次元積分問題に関心のある読者に必読の書である.
なお、本シリーズは「統計数理研究所」の公式シリーズ『ISMシリーズ:進化する数理統計』に続く「九州大学マス・フォア・インダストリ研究所」の公式シリーズである. -
世界標準MIT教科書 ストラング:計算理工学
一生涯役立つ
この本は工学と理学の学部学生を対象として,応用数学や計算数学の立場から,研究から開発まで一生涯携わっていく仕事の基礎となる事項について非常に興味深くかつ体系的に導入を行っている教科書あるいは参考書である.
理工学を学ぶには,物理あるいは数学を中心として,すべてを見渡す方法があるが,本書は計算の数理を中心として理工学全般を学ぶのに適している.
著者のストラング教授は優れた研究業績に加えて,MIT において非常によく準備されて学生に分かり易く非常に充実した講義をすることで有名である.
本書も,読み始めると息もつかせぬ程面白いと感じさせる迫力があり,その力で理工学全般の考え方を道案内している. -
論理数学
腑に落ちなかったことがシッカリ学べる。
本シリーズは,大学教育において扱われる数学の中から特に重要で興味深いと思われるテーマを抽出し,その基礎概念ならびに応用の点について様々な観点から掘り下げた解説を行う。A5判でありながら側注をもうけ、立体的に理解できる。
情報科学・工学がなくては、現代生活は成り立たなくなっている。この情報科学・工学の論理的基盤が、論理数学である。その守備範囲は大変広く、回路設計からソフトウエア設計、人工知能などほとんどの分野を網羅している。
本書は、多くの例題を本文とともに解くことによりその論理数学の基礎をしっかり学ぶことが出来るよう工夫してある。学生はもとより、技術者が学びなおすのにも最適の書である。 -
技術系の数学
従来の応用数学の中から、ベクトル解析・複素関数・フーリエ級数・
ラプラス変換を、理工学分野での共通の教養としての応用数学として解説!
単なる詰め込みにならないようサマリ編とリファレンス編の2部構成!
応用数学のコンパクトかつ十分な教科書+演習書。FE試験(米国で高度技術者の証となるPE試験の1次試験に相当)レベルの数学の問題が解ける学力の養成を学習目標としている。