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工学

UX原論ユーザビリティからUXへ

著者 黒須 正明

著者紹介

UXに至る経緯も含め体系的に理解する!
UXという言葉が生まれてからもう20年ほどになるが,いまでは典型的な“バズワード”となっている.すなわち,その概念と方法論については様々なものが混在し,相互の関係も明確にならないまま拡散している状況にある.本書は,この分野の第一人者である著者が,混迷しているUXについて,;歴史的経緯,ロジカルに正しいと考える概念や内容を整理し,その方法論などを解説する.UX従事者およびこの分野に関心のある読者必読の書である.

電子書籍¥3,850 小売希望価格(税込)

紙の書籍¥3,850定価(税込)

基本情報

発売日 2020年4月28日
本体価格 3,500円
ページ数 312 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764906112
ジャンル 工学
タグ 工学デザイン
電子書籍形式 リフロー型

主要目次

第1部 先導概念としてのユーザビリティ:
第1章 UXの現状
第2章 ユーザビリティという概念
第2部 ユーザ
第3章 ユーザとその多様性
第4章 ペルソナ
第5章 シナリオ
第3部 開発と設計
第6章 ユーザ中心設計と人間中心設計
第7章 設計プロセスと開発プロセス
第8章 デザイン思考
第9章 デカゴンモデル
第4部 UXとUXデザイン
第10章 UXという概念
第11章 UXの概念構造
第12章 UXデザイン
第13章 UXの評価
第5部 関連事項
第14章 UXに関連した社会科学の知見
第15章 UXに関連した近未来の課題

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著者紹介

黒須 正明(くろす まさあき)
1978 年早稲田大学文学研究科(博士課程心理学専修)単位取得満期退学。
日立製作所中央研究所、デザイン研究所でインタフェースやユーザビリティの研究を行う。
1996 年に静岡大学に赴任してユーザ工学の体系化を行い、2001 年メディア教育開発センター教授、さらに放送大学教授として UX について研究を進め、2017 年に放送大学を定年退職。
現在は、放送大学名誉教授。
以後、人間と人工物の適切な関係構築という課題に多元的に取り組んでいる。
「何によって何をどのようにし、どのような結果を得て、自己の生活にとって有意義にするか」がアプローチの基本。
主要著書
HCD ライブラリー 第7巻『人間中心設計における評価』(2019 年、近代科学社、共著)
『Theory of User Engineering』(2016 年、CRC Press)
『研究者の省察』(2015 年、近代科学社)
HCD ライブラリー 第 1 巻『人間中心設計の基礎』(2013 年、近代科学社)
『コンピュータと人間の接点』 (2013 年、放送大学教育振興会、共著)
『ユーザビリティハンドブック』 (2007 年、共立出版 共著)
『ユーザ工学入門』 (1999 年、共立出版、共著)他

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