工学
量子論の基礎から学べる量子化学
例題で身につく量子化学!!
本書は、量子化学を学ぶ初学者―特に化学系・生物系―に理解できるよう書かれたものである。特長は、物理を専門外とする読者が読み解けるよう量子論の基礎から説き起こし、 内容理解を助けるため、本文中に例題を多数もうけ、章末には演習問題とその解答を配置している。
また、量子論の理解を深めるため「数式を理解する章」をもうけている。さらに、物理、化学、数学に関する補足を側注に入れ、立体的に理解出来るよう工夫してある。
量子化学の知識を必要とする初学者に必携の書。
紙の書籍¥3,080定価(税込)
基本情報
発売日 | 2012年2月6日 |
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本体価格 | 2,800円 |
ページ数 | 208 ページ ※印刷物 |
サイズ | B5 |
ISBN | 9784764904156 |
ジャンル | 工学 |
タグ | 化学, 教科書 |
電子書籍形式 | 販売なし |
主要目次
1.量子論の幕開け(エネルギーは飛び飛びの値を持つ)/2.前期量子論(水素原子輝線発光スペクトルの謎)/3.電子の運動方程式(シュレーディンガー方程式の導出)/4.量子箱(1-3次元の箱の中の電子の振る舞い)/5.水素原子(前期量子論との比較)/6.多電子原子(電子スピン・パウリの原理・フントの規則)/7.分子軌道法(化学結合の量子論的理解)/8.軌道間相互作用(電子が分極する起源)/9.軌道の混成(便宜的混成軌道と分子軌道法的混成軌道)/10.分子の振動・回転(地球温暖化の謎と電子レンジの原理)