数学
大学数学スポットライト・シリーズ 第6巻
群の表示
代数的な理論のみで解説!
現代数学における群の重要性は、物理や化学の最先端研究の場で不可欠なツールとなっていることからも明らかである。とはいえ、群の世界は深遠であり、その解明には“重要な性質を導きやすい”方法が求められる。そこで登場するのが「群の表示」だ。具体的には、群を構成する要素(生成元)と群の間の関係(関係式)を“一括して調べる”ことで、その背後にある性質をあぶり出すというものである。
本書では、群の表示を学ぶ際の壁になっていた「位相幾何学」には触れず、代数的な理論のみに特化した解説を試みた。初学者が手に取やすい必携の書である。
電子書籍¥2,640 小売希望価格(税込)
紙の書籍¥2,640定価(税込)
基本情報
発売日 | 2017年3月1日 |
---|---|
本体価格 | 2,400円 |
ページ数 | 192 ページ ※印刷物 |
サイズ | A5 |
ISBN | 9784764905337 |
ジャンル | 数学 |
タグ | 群論・環論, 代数学 |
電子書籍形式 | 固定型 |
主要目次
まえがき
1 自由群
1.1 定義と普遍写像性質
1.2 ニールセン変換
1.3 問題
2 群の表示
2.1 群の表示の基本性質
2.2 いくつかの例
2.3 ティーツェ変換
2.4 語の問題と共役元問題
2.5 問題
3 部分群の表示
3.1 ライデマイスター-シュライアーの方法
3.2 問題
4 群の拡大と表示
4.1 群の拡大 半直積群
4.2 問題
5 自由積と融合積
5.1 自由積
5.2 融合積
5.3 問題
6 線型群の表示
6.1 可換環上の線型群
6.2 2次線型群
6.3 3次以上の線型群
6.4 問題
付録
A.1 PID 上の加群の構造定理(単因子論)
参考文献
索引
1 自由群
1.1 定義と普遍写像性質
1.2 ニールセン変換
1.3 問題
2 群の表示
2.1 群の表示の基本性質
2.2 いくつかの例
2.3 ティーツェ変換
2.4 語の問題と共役元問題
2.5 問題
3 部分群の表示
3.1 ライデマイスター-シュライアーの方法
3.2 問題
4 群の拡大と表示
4.1 群の拡大 半直積群
4.2 問題
5 自由積と融合積
5.1 自由積
5.2 融合積
5.3 問題
6 線型群の表示
6.1 可換環上の線型群
6.2 2次線型群
6.3 3次以上の線型群
6.4 問題
付録
A.1 PID 上の加群の構造定理(単因子論)
参考文献
索引