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数学

グラフ理論入門原書第4版

原著 R. J. ウィルソン
翻訳 西関 隆夫
翻訳 西関 裕子

著者紹介

グラフ理論は、今日では計算機科学だけでなく、電気・電子工学、経営工学等の基礎理論として欠くことのできない重要な概念であり、各分野への広汎な応用がなされている。
 本書は、大変長い間好評を得ている「グラフ理論」原書第4版の翻訳で、きわめてわかりやすく説明された入門的教科書である。数学的予備知識を仮定せずに簡明に書かれているので、大学初年級学生でも十分読み進むことができる。
 また、いままでの版に比べて、この第4版では全体を通して加筆訂正がなされており、用語も現在通用しているものに変更されている。さらに、多くの演習問題を載せ、その一部には解答も付いている。

電子書籍¥2,640 小売希望価格(税込)

紙の書籍¥2,640定価(税込)

基本情報

発売日 2001年10月30日
本体価格 2,400円
ページ数 260 ページ ※印刷物
サイズ A5
ISBN 9784764902961
ジャンル 数学
タグ 離散数学, 教科書
電子書籍形式 固定型

主要目次

第 1 章入門
1 グラフとは何か

第 2 章 定義と例
2 定 義
3 例
4 3 つのパズル

第 3 章 道と閉路
5 連結性
6 オイラー・グラフ
7 ハミルトン・グラフ
8 アルゴ リズム

第 4 章 木
9 木の性質
10 木の数え上げ
11 応用の追加

第 5 章 平面性
12 平面的グラフ
13 オイラーの公式
14 他の種類の曲面上のグラフ
15 双対グラフ
16 無限グラフ

第 6 章 グラフの彩色
17 点彩色
18 Brooks の定理
19 地図の彩色
20 辺彩色
21 彩色多項式

第 7 章 有向グラフ
22 定 義
23 オイラー有向グラフとトーナメント
24 マルコフ連鎖

第 8 章 マッチング,結婚,Menger の定理
25 Hall の「結婚」定理
26 横断理論
27 Hall の定理の応用
28 Menger の定理
29 ネットワークフロー

第 9 章 マトロイド 理論
30 マトロイドへのいざない
31 マトロイドの例
32 マトロイドとグラフ
33 マトロイドと横断

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著者紹介

西関 隆夫(にしぜき たかお)
1969年 東北大学工学部通信工学科卒業
1974年 東北大学大学院修了 工学博士
2010年 東北大学名誉教授
2022年 逝去
著書・訳書
『グラフとダイグラフの理論』(共立出版、共訳、1981)
『グラフ理論入門』(培風館、共訳、1983)
『Planar Graphs:Theory and Algorithms』(North-Holland、共著、1988)
『離散数学』(朝倉書店、共著、1989)
『Planar Graph Drawing』(World Science、共著、2004)

西関 裕子(にしぜき ゆうこ)
1983年 国際基督教大学教養学部卒業

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