Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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計算論 計算可能性とラムダ計算
計算の本質は何だろうか、計算できる関数はどのような構造をもっているか、原理的に計算できない関数があるというがそれは一体どんな関数だろうか、…これらの問題について最初に数学的にわかりやすく解説する。
また、プログラムの意味論や関数型言語と関連して注目を集めているラムダ計算の基礎理論を計算可能性の問題と関連させながら展開する。
従来、ラムダ計算に関する書物は少なく、しかもチャーチ・ロッサの定理や正規形定理などの基本定理の証明をきちんと与えているものは専門家向きのものに限られていたが、本書では簡潔で見通しのよい証明をこれらの基本定理に対して与える。
また、プログラムの数学的意味論にとって不可欠であるラムダ計算のモデルと、それに関するスコットらの理論を紹介する。 -
オペレーティングシステム
本書ではいわゆる大型汎用計算機のオペレーティングシステムの基本技術とその思想について、できるだけ原理、理由を中心に記述した。 -
計算量の理論
本書では,入門書としての性格上,将来その評価があまり変わらない基本的なものに的を絞ってある。
第5章までが導入部であり,計算量を理解する上で最も大切なチエーリング機械を詳説し,計算可能性,機械モデル,形式言語とオートマトン理論に言及する。
第6,7章が本論であり,計算量理論の基本定理とその応用についてさらに詳しく述べる。 -
関係データベースシステム
本書は、関係データベースシステムの全体像を順を追って明らかにしていく。表形式で表される関係データベースで何ができるのか。どのような使い方ができるのか。 -
コンピュータ・アーキテクチャ〔第2版〕
初学者を対象に、コンピュータ・アーキテクチャの基本的事項について、原理や思想を中心に紹介した入門的教科書である。今日、第五世代コンピュータの開発計画を初めとし、新しいスーパコンピュータやワークステーション等の技術進歩には著しいものがある。このような状況をふまえ、改訂に際しては基礎的記述をより充実させるとともに、一部の応用的な記述は別巻の『VLSIコンピュータ・アーキテクチャ』に譲り、内容を更にきっちりしたものに改めてある。 -
LISP入門〔第3版〕
今日、人工知能の分野にLispが大いに利用され、またLispマシンの開発が活発になるに伴ってLisp利用人口が急激に増大してきている。このような情況に鑑み、このたびの改訂に際しては、本来Lispがもつ単純さが故の美しさをできる限り失わないよう配慮しつつ、Common LISPを少し意識して、MACLISP系の記述を更に充実させてある。 -
計算機の論理設計
計算機の機能は命令の働きという形で示されるが、ゲートおよびフリップフロップを基本素子として、それらを組み合わせた複雑な回路として実現することが論理設計である。本書では、特定の計算機の論理設計を行い、それを通じて、その内部構造と動作を深く理解することを目標としている。 -
離散系の数学
数学は自然科学と工学の世界における公用言語である。この言語を知らなければ、自分の意図を他人に正確に理解してもらうことは不可能であり、また多くの書物が数学の言葉を用いて書かれている。
本書は特に数学と計算機科学との間の橋渡しをする「離散数学」への入門的教科書である。説明は具体例から出発し、数学的に厳密に定式化するとどうなるかを丁寧に述べてある。また、定義や証明も、その背後にあるねらいや着想がとらえやすいよう、解説に工夫をこらしてある。 -
コンピュータシミュレーション
コンピュータのひとつの応用面として、シミュレーションは重要な地位を占めている。本書には、シミュレーションの実行に必要な基礎知識と実際的技巧のすべてを盛り込んである。モデル作りがシミュレーションにおいては大切であり、多くの例題とともに懇切な解説がなされている。環境アセスメント、資源問題のような新しい適用分野についても触れており、大学や企業における新人教育用の教科書として最適である。 -
アセンブラプログラミング入門
計算機の能力をフルに活かすためには、現在でも、アセンブラ言語によるプログラムに頼らざるを得ない。本書は代表的な計算機システムの一つであるIBMの370のために書かれたアセンブラプログラミングの教科書である。機械自身のもつ機能、アセンブラとOSのもつ機能を順序立てて解説し、多くの例題・全問題を通して広い知識が身につくように配慮してある。