Book List書籍一覧
近代科学社の取り扱ってる書籍一覧です
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統計学再入門
【統計を使ったときに残る「後ろめたさ」や「モヤモヤ感」の正体を解きほぐす!】
本書では統計学の解析法を使って結論を引き出した後についてくる、「後ろめたさ」や「モヤモヤ感」が何に起因するのか、その要因を探っていく。「科学哲学」を使うことで、統計解析ソフトのブラックボックス化した中身について数式を極力使わずに詳述。統計学の背後にある思考の枠組みまで掘り下げ、より深く統計学を理解することを可能にしている。統計的な仮説検定まで学んできた読者の学び直し、そして統計を使い始めた初学者にとっても理解力の向上につながる充実の一冊。 -
イベント時系列解析入門
【感染症からSNS投稿まで! 時系列現象の解析ツール】
統計スポットライト・シリーズの第6巻。感染症や地震、SNSの投稿といった自然現象や社会現象を時系列のイベントととらえ、その起き方をモデル化して各現象の解析や将来予測につなげる主な手法に「点過程」と呼ばれる確率過程と「状態空間モデル」がある。
本書は主に点過程について、大学初年度で学ぶ数学知識のみで理解できるよう解説した入門書であり、状態空間モデルについても概略を述べる。その応用として、COVID-19の感染拡大/ 収束の指標値を推定する方法についても紹介。イベント解析手法を身に付けたい初学者の方は必読! -
個体群生態学と行列モデル
【線形代数で、希少動物の生存可否を見極める!】
統計スポットライト・シリーズ第5巻となる本書は、個体群(ある同種の動物もしくは植物の集団)の生息数の推移を「個体群行列モデル」で予測する方法を解説する。このモデルにより、野外調査で得られる個体数データから希少動物の生存の可否などが予測可能になる。
このモデルで使う数学は線形代数の基礎に限られ、その都度丁寧に説明するため数学が苦手な読者でも挫折しにくい。また、現実的な個体数推移を保証するために仮定する、生態学を基にした統計推論についても適宜解説する。統計ソフトRによる計算結果も一部掲載。 -
相関係数
統計学の重要な概念 相関係数を集中的に学ぶ!
相関係数とは2つの確率変数の間の相関(類似性の度合い)を示す統計学的指標をいう。本書ではPearsonの相関係数およびそれから派生もしくは発展した概念の理解や、手法の適用範囲を理解する助けとなるように、式の導出過程や手法が持つ諸性質を丁寧に解説している。確かな理論的裏付けのもと、相関係数を使用して得た解析結果について自信をもって述べることができるようになることが、本書を読み進める上での目標となる。 -
P値
P値をしっかり理解し、正しく適用する !
今日,P値は統計を使用する分野で日常的に使用されいるが、その使用には間違った理解のもと誤用される場合が増えている.特に医系分野ではデータの不確実性は深刻である.2016年にはUSA統計協会が,P値の間違った理解や誤用に対して注意喚起した.わが国でも2017年度統計関連学会連合大会で,P値の誤用や誤解に対して警鐘を鳴らしている.
本書は、このP値の誤用を防ぐためには何が必要か?データの見方・扱い方の基本からP値を解説したわが国最初のテキストである(近代科学社調べ). -
ポアソン分布・ポアソン回帰・ポアソン過程
徹底的にポアソン分布を理解する!
ポアソン分布を,その起源から徹底的に学習し,理解することを目指した本書.要となる,「ランダムな点配置の点の個数や,ランダムに起こるイベントの回数を数えると,自然にポアソン分布が現れる」,このことをパソコンの計算ソフトでシミュレーションし,実際にポアソン分布が現れる場面を実体験することにより,数式だけでは理解できない数学を学習する.
確率・統計を活用する読者には必携の書である. -
現場主義統計学のすすめ
フィールド調査統計の実践書!
統計分野で不可欠となる数理やデータ解析法を解説する統計スポットライト・シリーズの第1巻.
本書は統計数理学とフィールド生物学の双方が互いの現場に踏み込み,同じモノを見ながら新しい発想や発見に至る過程を3つの事例により紹介.統計モデルで得た知見がフィールド調査といかに統合しうるか体感できる実践の書.