情報
システムのレジリエンスさまざまな擾乱からの回復力
「想定外」の障害から柔軟に回復するシステムを考える
レジリエンスとは、大きなアクシデントを受け、一時的に機能を失ったとしても柔軟に回復できる能力を指す概念である。この能力を持つシステムは、生物、生態系、国家や企業などの社会システム、人間の心理など、多様な分野で様々なかたちで存在する。
本書は、この多様な分野のレジリエンスを調べて共通な知識を体系化し、持続可能社会の構築に向けての提案を分かりやすい語り口で説いている。上述の分野のシステムに係わる読者はもちろん、自然界の復元力、柔軟な耐障害性構築などに興味のある読者には大変示唆に富んだ内容で、必読必携である。
電子書籍¥2,420 小売希望価格(税込)
紙の書籍¥2,420定価(税込)
基本情報
発売日 | 2016年4月12日 |
---|---|
本体価格 | 2,200円 |
ページ数 | 144 ページ ※印刷物 |
サイズ | A5 変形 |
ISBN | 9784764905085 |
ジャンル | 情報 |
タグ | 情報科学 |
電子書籍形式 | リフロー型 |
主要目次
序文
第1章 レジリエンスとは
1.1 東日本大震災
1.2 「想定外」とは何か
1.3 レジリエンス
1.4 「システムズ・レジリエンス」プロジェクト
第2章 レジリエンスの分類学
2.1 擾乱のタイプ
2.2 対象システム
2.3 回復のタイプ
第3章 レジリエンスの戦略
3.1 設計時のレジリエンス戦略
3.2 運用時のレジリエンス戦略
3.3 イノベーション時のレジリエンス戦略
3.4 メタ戦略
3.5 回復時のレジリエンス戦略
3.6 緊急時のレジリエンス戦略
3.7 早期警戒に関するレジリエンス戦略
第4章 レジリエンスの評価と数理モデル
4.1 レジリエンスの定量化
4.2 レジリエンスの数理モデル
4.3 SRモデル
第5章 科学と社会
謝辞
索引
第1章 レジリエンスとは
1.1 東日本大震災
1.2 「想定外」とは何か
1.3 レジリエンス
1.4 「システムズ・レジリエンス」プロジェクト
第2章 レジリエンスの分類学
2.1 擾乱のタイプ
2.2 対象システム
2.3 回復のタイプ
第3章 レジリエンスの戦略
3.1 設計時のレジリエンス戦略
3.2 運用時のレジリエンス戦略
3.3 イノベーション時のレジリエンス戦略
3.4 メタ戦略
3.5 回復時のレジリエンス戦略
3.6 緊急時のレジリエンス戦略
3.7 早期警戒に関するレジリエンス戦略
第4章 レジリエンスの評価と数理モデル
4.1 レジリエンスの定量化
4.2 レジリエンスの数理モデル
4.3 SRモデル
第5章 科学と社会
謝辞
索引