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コンピュータ科学とプログラミング入門コンピュータとアルゴリズムの基礎

著者 小高 知宏

著者紹介

プログラムの本質は、手順の積み重ねである!
プログラミングの学びはじめは大変である。日常生活では体験することのない厳密な手順を要求されるからである。しかし、プログラミングスキルは、情報系はもちろん、他の理工学部系の学生にも必ず求められる現代に必須の能力である。
本書は、最初に大変簡便な仮想CPUを題材として、機械語プログラムの本質が手順の積み重ねであることを分かりやすく説明する。そののち、C++で基本的な手続き処理を学ぶ事によってプログラムの本質が理解できるよう工夫されている。コンピュータとプログラミングのうわべの知識ではなく、その本質を理解することができるので、プログラミング教育の導入用教科書として最適の書である。

※本書の講義資料は、ページ下のサポートから入手できます。

電子書籍¥2,530 小売希望価格(税込)

紙の書籍¥2,530定価(税込)

基本情報

発売日 2015年12月3日
本体価格 2,300円
ページ数 192 ページ ※印刷物
サイズ B5
ISBN 9784764904941
ジャンル 情報
タグ 講義資料あり, プログラミング, 教科書
電子書籍形式 固定型

主要目次

第1章 コンピュータとは
1.1 コンピュータの構成
1.2 コンピュータの動作
1章 演習問題

第2章 コンピュータとプログラムの原理 (1)
2.1 機械語命令
2.2 順接処理
2.3 繰返し処理
2章 演習問題

第3章 コンピュータとプログラムの原理 (2)
3.1 演算処理
3.2 実際の機械語プログラム
3章 演習問題

第4章 アセンブラ、コンパイラ、インタプリタ
4.1 アセンブリ言語とプログラミング言語
4.2 コンパイラとインタプリタ
4章 演習問題

第5章 手続き的処理 (1) 順接処理
5.1 プログラミング言語を用いたプログラム開発の方法
5.2 出力
5.3 入力と代入
5章 演習問題

第6章 手続き的処理 (2) 条件判定と繰返し処理
6.1 条件分岐
6.2 決められた回数の繰返し
6章 演習問題

第7章 手続き的処理 (3) さまざまな繰返し処理
7.1 繰返しの回数を指定しない繰返し処理
7.2 多重の繰返し
7章 演習問題

第8章 例題演習その1 (数値計算)
8.1 数表の出力
8.2 数列の和による計算
8章 演習問題

第9章 モジュール化
9.1 モジュール化の概念
9.2 モジュールの利用
9章 演習問題

第10章配列
10.1 配列とは
10.2 配列と繰返し処理
10章 演習問題

第11章 例題演習その2 (統計処理・連立一次方程式)
11.1 基本的な統計処理
11.2 連立一次方程式の解法
11章 演習問題

第12章 ライブラリの利用
12.1 数学関数
12.2 乱数
12章 演習問題

第13章 さまざまなプログラミング言語 (1)
13.1 C, C++
13.2 Java, Javascript
13.3 Fortran, Lisp, Cobol
13章 演習問題

第14章 さまざまなプログラミング言語 (2)
14.1 Perl, Python, Ruby
14.2 bc, awk
14.3 MATLAB, GNU Octave, Mathematica, Maxima
14章 演習問題

第15章道具としてのコンピュータ
15.1 コンピュータ利用の方針
15.2 プログラム開発の方法
15章 演習問題

演習問題略解
参考文献
付録
索引

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著者紹介

小高知 宏(おだか ともひろ)
1990 年 早稲田大学大学院 理工学研究科博士後期課程電気工学専攻修了(工学博士)
同 年  九州大学医学部助手(医療情報部)
1993 年 福井大学工学部助教授
2004 年 福井大学大学院工学研究科教授(現在に至る)

主な著書
『基本情報技術者に向けての 情報処理の基礎と演習 ハードウェア編、ソフトウェア編』
『人工知能システムの構成(共著)』(以上、近代科学社)
『TCP/IP で学ぶネットワークシステム』
『計算機システム』
『これならできる! C プログラミング入門』(以上、森北出版)
『AI による大規模データ処理入門』
『C による数値計算とシミュレーション』
『C によるソフトウェア開発の基礎』
『はじめての AI プログラミング』
『基礎からわかる TCP/IPJava ネットワークプログラミング』(以上、オーム社)

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