情報
ナチュラルコンピューティング・シリーズ 第5巻
可逆計算
ナチュラルコンピューティング・シリーズとは、自然界の様々な現象を研究し「情報処理」の全く新しい地平を切り開く未踏領域の知識を集めた本邦初のシリーズである。
可逆計算とは、どの時点の状態をとっても直前の時刻の状態を唯一に決められるという可逆性を利用した計算システムである。ファインマンがその方向性を論じて以来、本格的な研究が始まった。量子コンピュータとも大変親和性が有り、計算システムの全く新しい概念を提供する。
電子書籍¥4,950 小売希望価格(税込)
紙の書籍¥4,950定価(税込)
基本情報
発売日 | 2012年3月28日 |
---|---|
本体価格 | 4,500円 |
ページ数 | 220 ページ ※印刷物 |
サイズ | A5 |
ISBN | 9784764904224 |
ジャンル | 情報 |
タグ | 情報処理 |
電子書籍形式 | 固定型 |
主要目次
まえがき
第 1 章 可逆計算とは
1.1 計算における可逆性
1.2 本書の構成と読み方
第 2 章 可逆チューリング機械
2.1 普通のチューリング機械と可逆チューリング機械
2.2 普通のチューリング機械を可逆的な機械に作り変える
第 3 章 可逆論理素子と可逆論理回路
3.1 可逆論理素子とは
3.2 可逆論理ゲート
3.3 可逆論理回路におけるゴミ情報の浄化法
3.4 ビリヤードボールで可逆論理ゲートをシミュレートする
3.5 記憶を持つ可逆論理素子であるロータリー素子も面白い
3.6 ビリヤードボールモデルによるロータリー素子の実現
第 4 章 可逆論理素子で可逆計算機を作る
4.1 ロータリー素子で可逆順序機械を作る
4.2 つづいて可逆チューリング機械をロータリー素子で作る
4.3 いろいろな 2 状態可逆論理素子とその万能性
第 5 章 可逆セルオートマトン
5.1 セルオートマトン(CA)とは
5.2 可逆セルオートマトン
5.3 可逆 CA の設計方法
5.4 可逆 CA で可逆チューリング機械をシミュレートする
5.5 単純な 2 次元可逆 CA で可逆論理回路をシミュレートする
第 6 章 可逆カウンタ機械
6.1 可逆カウンタ機械とは
6.2 可逆カウンタ機械を 2 次元可逆 CA 中に実現する
第 7 章 計算万能で単純な可逆システム
7.1 万能可逆チューリング機械を構成する
7.2 単純な 1 次元万能可逆セルオートマトンを構成する
第 8 章 可逆セルオートマトンにおける自己増殖
8.1 自己増殖セルオートマトンとは
8.2 自己増殖するオブジェクトを可逆 CA 中に構成する
第 9 章 可逆計算の今後の展望
参考文献
索 引
第 1 章 可逆計算とは
1.1 計算における可逆性
1.2 本書の構成と読み方
第 2 章 可逆チューリング機械
2.1 普通のチューリング機械と可逆チューリング機械
2.2 普通のチューリング機械を可逆的な機械に作り変える
第 3 章 可逆論理素子と可逆論理回路
3.1 可逆論理素子とは
3.2 可逆論理ゲート
3.3 可逆論理回路におけるゴミ情報の浄化法
3.4 ビリヤードボールで可逆論理ゲートをシミュレートする
3.5 記憶を持つ可逆論理素子であるロータリー素子も面白い
3.6 ビリヤードボールモデルによるロータリー素子の実現
第 4 章 可逆論理素子で可逆計算機を作る
4.1 ロータリー素子で可逆順序機械を作る
4.2 つづいて可逆チューリング機械をロータリー素子で作る
4.3 いろいろな 2 状態可逆論理素子とその万能性
第 5 章 可逆セルオートマトン
5.1 セルオートマトン(CA)とは
5.2 可逆セルオートマトン
5.3 可逆 CA の設計方法
5.4 可逆 CA で可逆チューリング機械をシミュレートする
5.5 単純な 2 次元可逆 CA で可逆論理回路をシミュレートする
第 6 章 可逆カウンタ機械
6.1 可逆カウンタ機械とは
6.2 可逆カウンタ機械を 2 次元可逆 CA 中に実現する
第 7 章 計算万能で単純な可逆システム
7.1 万能可逆チューリング機械を構成する
7.2 単純な 1 次元万能可逆セルオートマトンを構成する
第 8 章 可逆セルオートマトンにおける自己増殖
8.1 自己増殖セルオートマトンとは
8.2 自己増殖するオブジェクトを可逆 CA 中に構成する
第 9 章 可逆計算の今後の展望
参考文献
索 引